人事制度の見直し方

ステップ1

現状把握する。

100人以下の企業であれば、

①賃金の多い順に並べてみましょう。

一覧表は、月額給与(基本給、手当)、年収などのできるだけ詳細なデータベースにした方が分析しやすいです。

②人事考課制度の評価シートは、どのような基準になっているか、確認し、評価の点数順に並べてみましょう。

 

①と②を見てみると、賃金が逆転しているところは、ないでしょうか?社長の考えと違ったりしてないでしょうか?

中途採用が多い企業によく見られます。


ステップ2

どのような制度にしたいか?経営者と話し込みします。

職能資格制度、職務給制度、成果給、年俸制など

評価を反映したい。

反映する度合いは?

新しい手当は必要か?既存の手当で廃止するものはないか?

評価項目について、気になる点など


ステップ3

新制度の案を作成

現状の賃金を移行した際のシミュレーション

評価制度を賃金に反映させる方法

規程の整備案

評価制度と評価基準書案

必要な研修の提案

 

評価する人、管理職、近い将来の管理職などは、評価基準書を作成する段階からチームに入れ、考えさせること、管理職研修を実施し、レベルアップすることで、制度導入後の運営がスムーズになる。


社員への説明会の実施、既得権の保護が大事!

また、導入した後が大事なので、3年くらいでうまく回り始めれば良い。

人事制度は、社員のモチベーションを上げるために、常に見直しが必要!